【新作開始】水曜どうでしょうはなぜ面白い?人気の理由や魅力を解説
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最近大泉洋との人気番組「水曜どうでしょう」の新作の撮影開始の話でファンの間ではにぎわっています。
水曜どうでしょうの公式ホームページには、8日、新作撮影を匂わせる日記が書き込まれました。
文章は一行「行ってきます。」、のみ。
この日記は番組のディレークターの藤村さんが書き込んだものと思われ、水曜どうでしょうのファンはツイッターなどのSNSで「よっしゃぁぁぁぁーー!!」「水曜どうでしょうを最初から見返している」など期待感をつのらせる書き込みで溢れている。
そんなファンの声の中に興味深いツイートを見つけた。
「勇気を出して言うけど、世の中には水曜どうでしょうを面白いと感じる人間とおもしろくないという人間と2種類いる」
というもの。
それに対し
「あれ面白くない人には全く面白くないと思う」
と返信する人がいました。
では、そもそも「水曜どうでしょう?」はなぜここまで世間に騒がれているのか?
おそらく今まで全くこの番組を見たことがなく、「なぜこんなに人気なの?面白いの?」と思っている人も多いはず。
そこでこの記事では、水曜どうでしょうをあまり知らない人向けにこの番組の歴史や、熱狂的なファンがいる魅力についてまとめました。
- 「水曜どうでしょう」の簡単な概要
- 無謀な旅を繰り広げる4人
- 3つのモットー
- 2002年にレギュラー放送が終了
- 水曜どうでしょうはなぜ面白い?
- 書籍「結局、どうして面白いのか?」発売中
- まとめ
- 水曜どうでしょうDVD25弾
「水曜どうでしょう」の簡単な概要
水曜どうでしょうの放送スタートは1996年10月9日〜。
もう20年以上も前に放送が開始された長寿番組。
メンバーは鈴井貴之と、俳優でもある大泉洋。
大泉洋のことは多くの人が知っていると思いますが、鈴井貴之については水曜どうでしょうのファン以外の人はあまり知らないはず。
鈴井貴之とはどんな人?
鈴井貴之とは、北海道を中心とするタレント、映画監督、放送作家。
1962年生まれの54歳。(大泉洋は10以上年下の43歳)
「ミスター」と呼ばれ、知る人に慕われている存在。
鈴井貴之と聞くとあまりピンと来ないと思いますが、1996年公開の「ガメラ2」や、2002年公開のジブリの長編映画「猫の恩返し」の監督です。
あまり枠にとらわれず、様々なジャンルの映画やドラマ、舞台、音楽などを手がけるマルチな人物です。
水曜どうでしょうのメンバーは4人
そんな大泉洋と、鈴井貴之、そしてこの他にロケに同行するディレクター藤村忠寿と、嬉野雅道ディレクターの合計4人が水曜どうでしょうのメンバー。
無謀な旅を繰り広げる4人
そしてこの4人のメンバーが、毎回無謀な旅をし、その模様を放送するというのが「水曜どうでしょう」という番組です。
基本的に終始ゆるい雰囲気がただよっていて、4人のメンバーがひたすら会話を繰り広げていくというスタイルで放送されます。
3つのモットー
水曜どうでしょうのモットーは1996年の放送開始当初から「低予算」「低姿勢」「低カロリー」の3つ。
初期の頃は、数回文の低予算で日本国内を旅していましたが、後期になってくると制作予算を貯め、思い切って海外へロケへいくことがメインとなりました。(後述)
2002年にレギュラー放送が終了
そして6年続いたレギュラー放送が2002年に終了。
その時に「今後、一生続けられるペースで『水曜どうでしょう』をやっていく」と宣言し、不定期の放送となりました。
この不定期の放送スタイルが、〜2017年まで続いています。
また一般視聴者だけでなく、テレビ業界の関係者もこの番組が好きで、テレビ朝日社員が選ぶ好きな番組ランキングでは「タモリ倶楽部」「めちゃイケ」の次の3位にランクインするほど。
この「水曜どうでしょう」、相当な人気ぶりだということがわかります。
水曜どうでしょうはなぜ面白い?
では業界関係者にまで熱狂的に支持される水曜どうでしょうの魅力とはなんなのでしょうか?
2002年というだいぶ過去に放送を終了したのにもかかわらず、2012年度のDVDのバラエティ部門の売り上げ1位、2位を「水曜どうでしょう」が独占した。という話もあるほど。
その魅力の理由はいくつもありますが、水曜どうでしょう初心者向けに「水曜どうでしょうの3つの魅力」を紹介。
魅力その1:トークが面白い
水曜どうでしょうの魅力でまずあげられるのはメンバー同士のトークの面白さ。4人の出演者たちが強烈な個性を放っているのです。
特に番組の顔とも言える大泉洋は、居るだけで「のほほん」としてしまうような、場を和ませる天性のセンスを持っています。そして笑えますw
この大泉洋の醸し出す雰囲気が、水曜どうでしょう全体のイメージを形ずくっていると言っても過言ではありません。
明石家さんまが「久しぶりに全力でぶつけることができるタレントに巡り会えた」
タカトシが「北海道には大泉洋という怪物がいたから、売れるのに時間がかかった」とコメントするほど彼の才能はお笑い界で認められているのです。
魅力その2:奇想天外な企画
水曜どうでしょうのファンは、「企画が全部面白い」と口を揃えて言います。
この企画も、気合いの入ったものではなく、どこか「ゆるさ」を感じさせるものばかり。
例えば、
・サイコロの旅
・粗大ゴミで家を作ろう
・闘痔の旅
・オーストラリア大陸縦断3700キロ
・サイコロの旅〜自律神経完全破壊〜
など、企画のタイトルを見ただけでも、ちょっとぶっとんだ内容が多いのです。そしてそれがいつも「ゆるい」のです。笑
番組は毎回旅をするというお決まりはあるのですが、その中で展開されるバラエティ豊かな企画も水曜どうでしょうの魅力の1つです。
魅力その3:変な画面構成
いきなりアップになって出演者の顔が歪んだり、笑
全く出演者が映らなくなってしまったり、遠くから出演者を撮っていたりと、なんだか素人っぽいというか、ずーっとバイクに乗る背中だけが映っていたり、撮り方映し方がこの番組は変なのです。
そして変ということは個性があるということ。
水曜どうでしょうの唯一無二のあの雰囲気は、この画面構成からやってくると言っても過言ではないでしょう。
魅力その4:もうめちゃくちゃな展開
水曜どうでしょうの展開はめちゃくちゃです。ずーっと大声でしゃべってる人がいたり、ストーリーは良くあるテレビ番組のように起承転結が綺麗にまとまってません。
基本撮りっぱなし、流しっぱなし。笑
そして普通にメンバー同士が喧嘩をしだしたりもします。
特に「ヨーロッパリベンジ編」でのメンバーのガチ喧嘩は必見です。
魅力その5:友達と一緒に旅に出てるような楽しさ
また、多くのファンが水曜どうでしょうの魅力として挙げるのは、「友達と一緒に旅に出ている感がある。」というもの。
普通、旅のテレビ番組は、行くお店が決まっていたり、ゲストの登場タイミングなど、色々なことが「作品」として作られている感じがあります。
しかし、実際のリアルな旅はそうではありません。
水曜どうでしょうを見ていると、友達とふつ〜うに旅に行っているような、なんとも言えないあのまったりした感じを味あわせてくれます。
そして、「旅っていいな」「友達っていいな」と番組を見ていると自然とそんな思いがにじみ出てきてしまうのです。
見終わった頃には、自然と友達とドライブに行きたくなっていることでしょう。
書籍「結局、どうして面白いのか?」発売中
この書籍「結局、どうして面白いのか?〜水曜どうでしょうの仕組み〜」では、この番組の面白さが事細かく解説されています。一度番組を見てファンになってしまった人は必見の書籍になります。
まとめ
いかがだったでしょうか?「水曜どうでしょう?」をほとんど知らない人向けにこの番組の魅力を簡単にまとめてみました。
ですが、「百聞は一見にしかず。」是非一度その目でこの番組を見てみてください。
ハマる人にはハマり、ハマらない人には全くハマらないというこの番組。
あなたはどちらになるでしょうか?
水曜どうでしょうDVD25弾
水曜どうでしょうの一番新しいDVD。深夜バスだけで旅をするというこれもまた変な企画で見る人を楽しませてくれます。