武豊が4000勝を達成できたワケを考えてみた。
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こんばんは!Smith♪です。
武豊さんが4000勝を達成しましたね。
結構前からニュースになってて、3999勝で止まってるって話でした。
無事に4000勝達成できて良かったです。
それにしても、4000勝ってすごいよなぁ。
しかも、今年で騎手を始めてちょうど30年目らしいです。
騎手は年をとっても活躍しやすいとはいえど、30年間同じ仕事で結果を出し続けるっていうのはほんとすごいなと思います。
僕は武豊さんのファンで、というか最近ファンになったんですが、
こないだテレビで「武豊の強さの秘密」みたいなテレビを見たんですよ。
それを見てファンになりました。
あとは、彼の独特の肩の力が抜けているようなリラックス感がいいなって。
全然力んでないんですよ。
普通、スポーツ選手とかって、すごい「気合いだ」みたいな強さを感じるじゃないですか。
言い方は悪いんですけど、武豊さんはそういう「気合いだ」みたいな力みを感じません。
その空気感がいいなって。
あとは、そういうスタンスでも結果を出せるんだなって思ったんですよね。
むしろ、そうやってリラックスをしているから結果が出せるんだと思います。
僕はファッションブランドのPaulSmithさんが大好きなんですが、彼もよく「リラックスして」って言ってるんですよ。
何かの結果を出す、出し続けるためのコツな気がします。
あと、武豊さんがなんで4000勝もできたのか?っていうのを考えた時に、「リラックスしている」ってこと以外にも、僕なりに思い当たることがあるんです。
まず、騎乗している時の姿勢が桁外れにいいんです。
何がいいかって、上半身が全く動かない。
新人騎手の騎乗を見ていると、どうしても上半身がぶれていて、それが馬の走るスピードを落としてしまっています。
でも武豊さんは、下半身で馬の振動を吸収して、振動を上半身に全くもってこないんですよ。
だから、彼が騎乗しているのを見ていると、上半身が静止しているように見えます。
↑この上半身がピタッと止まっていて、下半身で綺麗に衝撃を吸収している
次に、乗っている時の感覚が他の騎手と違う。
っていうのがあります。
武さんが番組で言っていて印象的だったのが、
「僕は30年馬に乗っていますけど、いつまでも始めて馬に乗った時の感覚は忘れたくないですね。」
っていうのを言っていて。
普通、人っていうのは慣れてくると新鮮味が無くなってくるというか、同じことを続けていると飽きてくるじゃないですか。
武さんは4000勝をしてもなお、毎回馬に乗るときは、初めて乗った時のような感じで新鮮な感覚を感じているそうです。
だから、僕の予想だと、彼は毎回騎乗する時に、ワクワクした気持ちなんだと思います。その心持っていうのがすごい大事なんだなと思いましたね。
最後に、これはディープインパクトを騎乗していた時に言っていたんですが、
「馬に思いっきり走っていいよ。って教えてあげるようにしてる。」
「こっちに行くといいよ。って教えながら走っている。」
こういうことを言ってました。
彼の場合、馬を自分が走らせるのではなくて、あくまで補助に徹しているというか、馬に負担をかけない騎乗スタイルをしながら、馬を導いてあげるような騎乗をしているそうです。
これがすごい自然だなって思うんですよね。
馬と人が自然に一体となっている感じがします。
どこにも無理が無い。だから彼の騎乗は美しいんですよね。
ディープインパクトの引退レース、2006年の有馬記念の最終コーナーの走りが美しすぎます。実況にもある通り、本当に羽を広げてるですよ。笑↓
この動画の2:00あたりから見るといいです。
この最終コーナーのところ、めっちゃかっこいいんですよ。感動して泣きました。
話がそれましたが、まさに「人馬一体」とはこのことを言うんです。
という感じで色々と書きましたが、まとめると、
〜武豊が4000勝を達成できたワケ〜
その1
どんなときもリラックスしているから
その2
上半身と下半身を使いわけ、馬に負担をかけない騎乗をしているから
その3
30年たっても、初騎乗した時の感覚を忘れずに騎乗しているから
その4
馬を走らせるのではなく、馬と一体になって走る「人馬一体」で騎乗しているから