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モアナの主題歌「どこまでも」は【アナ雪の続編だった】

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3月10日(金)からいよいよ日本公開となったディズニー最新映画「モアナと伝説の海」。筆者は数日遅れの3月11日(土)に観に行ったのだが、そこで今作の主題歌「どこまでも」とアナ雪との関連性を発見、ディズニー側の意図か?偶然の一致か?つながりを感じずにはいられない。

モアナの主題歌とアナ雪の関連性

この話は非常にシンプルである。まず2014年に公開され、世界中で大ヒット、ディズニー映画でも最大のヒット作となった「アナと雪の女王」だが、その主題歌は邦題で「ありのままで」。松たか子が歌う主題歌はYouTubeで1億回以上再生される人気っぷりである。

対して、今作の主題歌は、ディズニー最大のオーディションを勝ち上がった新人女優の屋比久知奈が歌っている。邦題は「どこまでも」。

この2作の主題歌を公開順に並べると「ありのままで、どこまでも」となるのだ。

(▲ベストセラー1位となっているモアナと伝説の海の日本語版サウンドトラック)

モアナの主題歌はアナ雪の続編?

アナ雪では主人公エルサが自身の魔法に悩まされ、長い間その魔法を押さえつけてきた、それが雪山で「ありのままの姿見せるのよ♪」と高らかに歌い、ありのままの自分を認めていく、

対して今作のモアナでは、島の外に出るのを禁じられたモアナが、「追い風受けこぎだしてきっと私は行くのよ♪」とどこまでも遠くの海に行きたいモアナの気持ちが歌となっている。

この2つの主題歌を1つの歌ととらえると、「ありのままを認めて、どこまでも行こう」とストーリーが綺麗に繋がっているように思える。

これがディズニー側の意図したことなのか?偶然の一致なのかはわからないが、2作はとても密接に関連していると感じずにはいられない。

 

実際にアナ雪のスヴェンが登場

また、実際にアナ雪のスヴェンがモアナの劇中に登場していたのをご存知であろうか?

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おしゃれ好きな巨大ヤドカリの甲羅の上で、マウイがいかりを手に入れて久しぶりに変身をするシーンである。ほんの一瞬だが、様々な動物に変身をする途中でアナ雪のクリストフが乗るトナカイ、スヴェンが登場しているのだ。

 

ラプンツェルとも繋がっている?

また、筆者はアナ雪の前作であり、2011年公開のプリンセス映画「塔の上のラプンツッェル」の主題歌とも関連性があるように感じてしまう。

塔の上のラプンツェルの主題歌は「輝く未来」。ユージーンとラプンツェルが湖の上で空に舞い上がるランタンを見ながら歌う幻想的な歌である。

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最新のディズニーのプリンセス映画3作の主題歌を公開順に並べると、「輝く未来、ありのままで、どこまでも」。かなりこじつけ感はあるが、あながち文章として成り立ってはいる。

英題も「I See the Light(輝く未来)」「Let It Go(ありのままで)」「How Far I'll Go(どこまでも)」とそこまで意味は違わない。

もしかしたら、ディズニーがこの3作を1つの壮大な世界へのメッセージが含まれているのかもしれない。

 

アナ雪に負けないモアナのサントラたち

また、ここからはモアナのサントラを簡単に紹介。モアナのサントラも、映画を観た人なら感じたであろうが、ラプンツェルやアナ雪にも劣らないほど美しく、エネルギーに満ち、そして南国の独特の民族色溢れる曲でいっぱいだ。

まず驚くのはその収録曲数である。モアナと伝説の海の日本語版サウンドトラックでは、全41曲もあるのである。以下収録曲一覧▼

 

[収録曲]

01 タガロア神への祈り

02 無垢な勇者 

03 いるべき場所 

04 どこまでも ~How Far I'll Go

05 もっと遠くへ 

06 どこまでも ~How Far I'll Go (リプライズ)

07 俺のおかげさ

08 シャイニー 

09 パーテー・ドラム・ダンス 

10 モアナ 

11 自分をみつめて 

12 もっと遠くへ(フィナーレ) 

13 どこまでも ~How Far I'll Go~(エンドソング) 

14 俺のおかげさ

15 プロローグ

16 お父さんもあなたと同じ

17 村の変わり者

18 洞窟

19 海に選ばれた者

20 神の釣り針

21 横たわるタラ

22 意地の張り合い

23 海賊、カカモラ

24 海を渡る者

25 岩山を登る

26 タマトアのねぐら

27 大脱出

28 もし俺が海でも

29 テ・カァを倒す

30 飛び去るマウイ

31 肩を落とすモアナ

32 タラとの再会

33 テ・フィティへ向けて出帆

34 光を放つ心

35 復活したテ・フィティ

36 女神の手

37 航海するタガロア神

38 また会おう

39 島への道案内

40 再び航海へ

41 How Far I'll Go(エンドソング) / アレッシア・カーラ

 

劇中何度も登場する主題歌「どこまでも」

今作の主題歌「どこまでも」は序盤、20分も経たないうちに主人公モアナが島で歌うのである。

主題歌がここまで前半に出てきてしまうのは、ディズニーの中でも珍しく、筆者は「このまま主題歌が使われないのなら少し物足りないな」と感じてしまった。

しかし、映画を観た人ならおわかりの通り、「どこまでも」は劇中に3度ほど登場するのである。そしてその挿入のタイミングの良さと、少しアレンジが加わって繰り返される主題歌に、感動を覚えた人も多いだろう。

1回目は昼の島でモアナが海への憧れを歌うシーン。2回目は夜になり、モアナが本当に航海へと旅立つシーンである。そして3回目は映画の終盤、モアナが旅を諦めかけた時に先祖たちが登場し、勇気を取り戻していく時に流れるシーンと、計3回、歌詞やアレンジが変わって繰り返される。

 

予告で使われていた「無垢な勇者」

2曲目に収録されている「無垢な勇者」は、ハワイや南国の島を連想させる民族チックなサウンド。この曲はモアナの予告で使われており、どこか懐かしさを感じる曲で、予告から引き込まれていた人も多いであろう。

 

マウイが歌う「ユアウェルカム!」

神と言われている(実際は人間)マウイが「ユアウェルカム!」と歌うのが印象的な「俺のおかげさ」。

この曲はモアナとマウイが初めて出会うシーンで自己紹介がてら歌う曲である。非常に陽気な曲でアップテンポなナンバー。まさにディズニーの代名詞とも言える明るく楽しいミュージカル曲である。

  

モアナの先祖たちが歌う「もっと遠くへ」

祖母に洞窟へと案内されモアナの先祖たちは実は海を渡って島へきたのだと知るモアナ。そこで先祖がどのようにして海を渡ってきたのか、モアナの頭の中で映像がフラッシュバックする。

そこで力強く先祖たちが歌い上げるのが「もっと遠くへ」だ。ここでもハワイの民族のようなサウンドが使われ、力強い合唱をベースに、高らかに民族の誇りを歌い上げている。先祖との繋がりは、今作の重要なシークエンスである。

 

感動のシーン「モアナ」

マウイと別れてしまい、途方にくれるモアナ、そこで流れるのがこの「タラとの再会」である。いつもモアナの味方でいてくれたタラが、エイに乗ってやってくるのである。そこでモアナは再び勇気を取り戻し、テ・フィティへと行く力をもらうシーン。

バラード調のこの曲は、主題歌「どこまでも」に負けないくらい印象的な曲となっている。

この他にも全部で41曲、モアナと伝説の海のサウンドトラックは魅力的な曲たちで溢れている。ぜひ自分の耳で確かめてみてほしい。

 

モアナと伝説の海のサウンドトラックを聞く方法 

モアナと伝説の海オリジナルサウンドトラック(日本語版)は現在大好評発売中。

今すぐ聞きたい方はAmazonデジタルミュージックだと、購入後すぐにダウンロードして聞くことができる。

また、「どこまでものみを購入したい」などお気に入りの1曲だけをダウンロードしたい場合もAmazonデジタルミュージックがオススメだ。

 

その他の最新のモアナグッズたち

また、サントラ以外にもモアナのグッズは多数発売中。その中から筆者が気になった商品を3つピックアップしてみたい。

 

プアの可愛いぬいぐるみ

個人的に、子豚のプアが非常に可愛くて気に入った。劇中ではモアナと一緒に冒険しなかったのが残念であったが。

そんな子豚のプアのジャンボぬいぐるみが登場。ほんものと同じくらいの大きさとなっており、キュートさはそのままだ。

モアナのペンダント

モアナの祖母であるタラからもらったペンダントも発売中。娘を持つ親がプレゼントすると娘は大喜びするだろう。

モアナと伝説の海 ビジュアルガイドが登場!

モアナと伝説の海のビジュアルガイドが3月16日に発売する。

現在Amazon、楽天にて予約受付中。物語の最後まで網羅しており、モアナの世界を静止画で楽しめるようになっている。