橋下徹「歴代大統領を超える」トランプ氏をツイッターで絶賛
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(11月15日更新)
橋下徹氏が12日深夜を皮切りに、ツイッターを連日更新して、トランプ氏は「歴代大統領を超える」と絶賛しています。
半年前から橋下羽鳥の番組などでもトランプ氏のことは取り上げられていたのですが、その頃から橋下氏はトランプ大統領は多くの政治家が綺麗事しか言えない中で、国民が抱えている「本音」を話している。と肯定派に回っていました。
11月13日のおやつの時間につぶやいていたツイートでは、トランプ氏関連のツイートが3つありました。
(この記事はこちらの記事▼の第2弾ですが、特に前回の記事を読まなくてもさしさわりはないのでそのままどうぞ)
橋下氏「オバマを超える」
トランプ氏、犯罪歴のある不法移民をまず強制送還。犯罪歴のない不法移民にはいい人がいるとの認識。犯罪歴のない不法移民に市民権を与えるのでは?オバマ氏は大統領令でやろうとして司法に無効を宣言された。トランプ氏は共和党で多数を得ている。法律を制定すればオバマ氏を簡単に超える。— 橋下徹 (@t_ishin) 2016年11月13日
このツイートは、メキシコからアメリカへの不法移民が絶えない問題について、トランプ氏が「犯罪歴のある不法移民は強制送還、犯罪歴のない不法移民には市民権を与える」と話したことについて橋下氏が言及したもの。
オバマ大統領の時代から、いやもっと前からメキシコからの不法移民問題はあったのですが、オバマ大統領の議会は日本でいうねじれ国会のようになっていて、オバマ大統領の意思が通りにくくなっていました。
それが今回共和党が上院下院ともに過半数を超え、そのトップであるトランプ氏が大統領になることになったので、オバマ大統領の時代よりも法律が制定しやすくなったのです。
「共和党が過半数で法律を制定」×「トランプ氏の実行力」この2つを軸に、不法移民問題がついに決着する可能性があると橋下氏は言っています。
また、もし不法移民問題が片付いたらトランプ氏はオバマ大統領を超えると発言。かなり橋下氏はトランプ氏の政治手腕に期待していることがわかりますね。
橋下氏「最高の実績者になる」
トランプ氏、犯罪歴のある不法移民を強制送還し、それ以外の不法移民に一定のルールのもと法律で市民権を与える。メキシコとの国境警備を強化する。シリアアサド政権を容認してロシアと組んでISを壊滅する。これだけで歴代大統領の中で最高の実績者となる。政治はきれい事ではなく実行だ。恐るべし。
— 橋下徹 (@t_ishin) 2016年11月13日
これも橋下氏がメキシコからの不法移民問題について言及したもの。
前半は先ほど話した内容ですが、後半のツイートは未だにテロ行為を続けているIS(イスラム国)への話になっています。
これはどういうことかというと、簡単にいうと
シリアのアサド政権=ロシア
シリアの反アサド政権組織=アメリカ
こういう構図になっています。
シリアで紛争が起こっていますが、事実上はアメリカとロシアが裏について膠着状態になっているのです。
これがトランプ氏が大統領になることによって、
シリアのアサド政権=ロシア・アメリカ
というようにアサド政権を容認すれば、ロシアとアメリカが協力体制になるので、シリアを事実上支配しているイスラム国を壊滅することができるというわけです。
中東の問題は色んな利害関係が複雑に絡まっていて本当にややこしいですね。
またこのツイートでも橋下氏は「歴代大統領の中でも最高の実績者となる」とトランプ氏に大きな期待を寄せています。
「トランプ氏はその実行力で、今アメリカが抱えている問題を解決していくだろう」と見込んでいるのです。
橋下氏「日本は米軍経費を全額負担せよ」
日本がトランプ氏から米軍駐留経費の負担増を求められたら、全額負担すると返せばいい。残り二、三千億円の話だ。たったこれだけのお金で日本は交渉の主導権を握ることができる。何なら米兵の給料まで負担すると言えばいい。トランプ氏は米兵が傭兵化するのでそれは拒む。トランプ氏が嫌がる球を投げよ
— 橋下徹 (@t_ishin) 2016年11月13日
このツイートは、現在も大きな問題となっている在日米軍基地の話です。
トランプ氏は選挙戦の時から「日本よ、米軍基地をおくなら負担をしろ、俺たちはお人好しじゃねぇ。負担をしないなら米軍は日本から撤退する。」と言っています。
その発言に対し橋下氏は、「もし今よりも米軍駐留経費の負担増を求められたら全額負担すると返せばいい」と言っています。
また、日本自ら「米兵の給料まで負担します」とまで言えば、トランプ氏は嫌がって拒むと。
日本の外交は、今まではアメリカから言い出したことをそのまま受け入れるか拒否するか?という完全受け身な外交だったわけです。
それをトランプ氏が大統領になったのを機に、日本側からもっと提案をしていけ。と橋下氏は話しているんですね。
世界は変化を求めている
という感じで最新の橋下氏のトランプ氏への言及でした。
あの東京都知事の小池百合子氏が当選したときは、ここまで大絶賛はしていませんでした。
橋下氏はおそらく、トランプ氏のビジネスセンス、交渉術、実行力、本音を話し大衆を巻き込む力、などの総合的な政治力をかなり高く評価しています。
実際にトランプ氏が大統領に就任するのは2017年の1月から。
橋下氏のこれらの発言通りに実行していくのか、1年後に答え合わせですね。
個人的には橋下氏とトランプ氏が会談したら面白いなぁと期待しています。
橋下氏はこないだのアメリカ大統領選挙の時はアメリカに行って取材をしていたので、今後トランプ氏の大統領任期4年間の間に橋下氏がアメリカに行って会談が実現するかもしれません。
これからのアメリカ、世界、そして日本がトランプ大統領によってどう変化していくのか、本当に楽しみですね。
フィリピンも、イギリスも、アメリカも、今までとは明らかに違う変化を政治に求めています。
日本の衆議院はあと2年後の2018年12月13日で任期満了。
トランプ大統領の誕生によって、これから行われる衆議院選挙にどう影響が出るのかも楽しみです。
民進党はダメダメなので、自民党が圧勝するか、日本維新の会が勢力を伸ばすか、ぐらいですかねぇ。