【声優明坂聡美の危うさ】キンコン西野がブログで反論 プペル無料化
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えんとつ町のプペルが突如ネット上で無料公開された。しかも作者である西野亮廣自身の手でだ。突然の無料化に、日本は大きく沸いています。
また、著名人たちにも賛否両論意見がわかれ、声優で西野氏のクラウドファンディングで支援していた明坂聡美と西野亮廣のバトルが繰り広げられました。以下ツイッターから▼
ツイッターで始まった明坂聡美vs西野亮廣
ことの始まりは明坂さんのこのツイッター投稿に西野が反論したことから始まります。
タダで提供できるものが良いもの程、作品の価値も、クリエイターに支払う対価も下げてしまう可能性がある。
— 明坂 聡美(あけさかさとみ) (@akekodao) 2017年1月19日
だって「○○みたいな有名作品がタダなのに、それより無名な作品にお金を払う価値があるの?」ってなるもの。
えんとつ町のプペルが何十人もの人と作り上げた素晴らしい作品だけに残念。
このツイートに対し、西野は以下のように反論。
それがアウトだと、有名アーティストはYouTubeにPVをアップできませんね。@akekodao: タダで提供できるものが良いもの程、作品の価値も、クリエイターに支払う対価も下げてしまう。
— えんとつ町のプペル(23万部突破!) (@nishinoakihiro) 2017年1月19日
「○○みたいな有名作品がタダなのに、それより無名な作品にお金を払う価値があるの?」って
またさらに論争は続き、
@nishinoakihiro PVは途中までの尺で最後にリリース情報を載せる、いわばCMです。今回のは全部ネットに無料公開するのが問題で、
— 明坂 聡美(あけさかさとみ) (@akekodao) 2017年1月20日
・本当に子供達が見てくれるのか
・子供がどんな受け止め方をするのか
が一番大事だと思います。全国の図書館に寄贈では駄目だったのでしょうか。
フル尺のPVもありますよ。
— えんとつ町のプペル(23万部突破!) (@nishinoakihiro) 2017年1月20日
今は、そちらが主流です。
図書館に寄贈するか、ネットに無料公開するか、それは僕が決めることです。@akekodao: PVは途中までの尺で最後にリリース情報を載せる、CMです。今回のは全部ネットに無料公開するのが問題。
図書館に寄贈では駄目?
@nishinoakihiro
— 明坂 聡美(あけさかさとみ) (@akekodao) 2017年1月20日
ネット無料公開する事で
・本当に子供達が見てくれるのか
・子供がどんな受け止め方をするのか
についてはどうお考えか教えて下さい。
あなた、声優さんですよね?
— えんとつ町のプペル(23万部突破!) (@nishinoakihiro) 2017年1月20日
TVアニメは無料公開ですよ。
僕はそれによってたくさんの人がアニメ文化に触れてるので素晴らしいと思います。@akekodao: n
ネット無料公開する事で
・本当に子供達が見てくれるのか
・子供がどんな受け止め方をするのか
についてはどうお考えか。
TVアニメが無料公開で声優さんの雇用を生んでいるのだから、その声優さんが無料公開に異を唱えるのは少し筋が悪いと思いました。@8161A006: @akekodao 明坂さんは絵本の無料公開について聞いているのであって アニメの無料公開については聞いてない。論点がずれてますよ?
— えんとつ町のプペル(23万部突破!) (@nishinoakihiro) 2017年1月20日
その後、明坂さんは「論点ずれる、仕事しよ」とツイートし、ツイッターでの論争から身を引きました。
キンコン西野公式ブログ「声優明坂聡美の危うさ」
このツイッターでの論争に終止符を打つかのように1月21日夜10時頃西野さんが「声優明坂聡美の危うさ」というタイトルで公式ブログを更新しました。
そこでの西野さんの言いたいことを完結にまとめると、
現在、ネットや電子化の普及(YouTubeなど)で音楽業界ではすでに無料で音源を公開、その後ファンがアーティストを応援したいということでCDを買ったり、また体験をしたいということでライブに行ったりしている。
僕は情報としてのえんとつ町のプペルを無料化したのであって、物質としてのえんとつ町のプペルは依然本屋さんで売られたまま。
絵本という業界でコンテンツの無料化をしたからここまで騒がれているけど、時代の波は無料化へと進んでいる。
ホリエモンもこのことに言及
また、ホリエモンこと堀江貴文さんもこのプペル無料化について言及。▼
やはり、西野さんと同じ意見を言っています。
無料化効果でえんとつ町のプペルはAmazon1位に
このえんとつ町のプペルが無料公開された話題性、そして「ネットで読んだら絵本が欲しくなりました」という人が増え、Amazonの絵本ランキングでは再び1位に。
私はネットの無料公開で初めて読みましたが、読んでみて「本でもっと細かいところまでしっかり読みたい」と思うようになりました。
また、「物質としての絵本」を手元に置いておきたい。とも思うように。
やはり、ネット上の情報としてのえんとつ町のプペルと、紙の物質でのえんとつ町のプペルというのは全然感じ方が違うのだなと思いました。
また、以下の書籍たちも今回の無料公開で売れています▼
【魔法のコンパス】
西野さんのFacebookでの投稿をまとめた一冊。これも西野さん曰く、「もともと無料公開をしてたものをまとめただけなのだから今回のえんとつ町のプペルと同じ」なのだそう。
【Discover Japan 1月6日号】
こちらは1月6日に発売されたばかりのDiscover Japan。西野亮廣特集がされています。
【Dr.インクの星空キネマ】
こちらは2009年1月発売の絵本作家にしのあきひろとしての大作、Dr.インクの星空キネマ。2700円と絵本としては高額ながら、144ページという大ボリュームで(プペルは44ページ)にしのあきひろの世界を感じることができます。
また、ストーリーは「天文台にひろりで暮らすおじいさん」「時代遅れのハシゴ屋さん」「村人から恐れられているバケモノ」「世界中のみんなのために夢の脚本を書き続ける人」など個性溢れるキャラクターが登場し、どこか共感できる、そして大人もじんわりとくる作品になっています。