【速報】パワーレンジャー新予告動画がYouTubeで公開!5色の変身も
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日本の「5レンジャー」に始まる戦隊もの(スーパー戦隊シリーズ)のハリウッド映画がいよいよ公開されようとしています。
2017年1月19日(木)に、YouTubeにて動画がアップされ、ハリウッド版スーパー戦隊シリーズ「パワーレンジャー」の新予告が公開されました。
- パワーレンジャーシリーズとは?
- パワーレンジャーシリーズの歴史
- 北米完全オリジナルのパワーレンジャーが誕生
- ハリウッド映画版パワーレンジャーの特徴
- ハリウッド版パワーレンジャーのあらすじ
- YouYubeに公開された「パワーレンジャー」新予告動画
- 予告動画を見たまとめ
パワーレンジャーシリーズとは?
パワーレンジャーシリーズとは、日本で長年子供に人気のスーパー戦隊シリーズをベースに、英語版としてローカライズされたもの。
日本ではあまり馴染みがないですが、北米では、最も成功した日本製コンテンツとして知られています。
パワーレンジャーシリーズの歴史
パワーレンジャーの歴史は意外と古く、1993年に第一弾「マイティ・モーフィン・パワーレンジャー シーズン1」が開始。基本的に日本で「ゴレンジャー」から始まったされているスーパー戦隊シリーズをベースに制作、放送されています。
日本との違いは、対象年齢が3歳〜11歳までで少し上になっていること。制作も日本の予算の3倍をかけていると言われています。また、基本的には英語版完全オリジナルではなく、ドラマパートを日本の予算の3倍で撮影し、戦闘シーンは日本のものをそのまま流用しています。
この英語版戦隊シリーズであるパワーレンジャーは放送開始後、北米でヒット。
それまで北米では実写の子供向け番組があまり無かったことから、日本のかっこいい戦隊ものが受け入れられるように。
北米完全オリジナルのパワーレンジャーが誕生
このようにして、基本的には日本から北米に輸入されるような形で子供向け番組として放送されていましたが、この度、ハリウッドが対象年齢を大人にまで広げた映画版「パワーレンジャー」を制作。
予告編を見ると、日本の輸入要素はコンセプトのみで、映像やストーリーなどは全て英語版オリジナルとなっています。
ハリウッド映画版パワーレンジャーの特徴
今回のハリウッド版パワーレンジャーは、先ほど紹介した1993年放送の北米放送第一弾「マイティ・モーフィン・パワーレンジャー」を原作としています。
実はパワーレンジャーが北米で映画化されるのは今回で3作目。しかし前回の「パワーレンジャーターボ」は子供向け、かつ20年前の1997年に公開されたもの。
実質的には今回のハリウッド版「パワーレンジャー」が大作映画としてのスタートになります。制作費はなんと120億円。「スターウォーズ-フォースの覚醒-」の制作費が200億ですから、本気で世界的大ヒットを狙って制作されていることがわかります。
また、オリジナルのシリーズからはキャストを一新。完全に独立した新たなパワーレンジャーとして制作されました。
ハリウッド版パワーレンジャーのあらすじ
エンジェル・グローブの街に住むザック、キンバリー、ビリー、トリニー、ジェイソンの5人の平凡な高校生たちはリタ・レパルサ率いるエイリアン軍団により世界が滅亡の危機に瀕していることを知る。
ゾードンによって選ばれた彼らは地球を救う唯一の希望となり、パワーレンジャーとして団結することを強いられる。
YouYubeに公開された「パワーレンジャー」新予告動画
1月19日にYouTubeに公開されたハリウッド版「パワーレンジャー」の新予告。前回の特報では5色の変身シーンやメカなどの詳細が明らかになっていませんでしたが、今回は2分強の動画で詳細が明らかに。
▲最初、5人は全く顔なじみが無い状態だったようです。そこからお互いのことを知り、恋をし、友情を育んでいくような人間ドラマの展開が予想されます。
▲また、メンバーはみな落ちこぼれのようです。「ダメな人間がスーパーヒーロになる」というストーリーは、いつの時代も人間の心を惹きつけます。
ひょんな巡り合わせから5人は深い穴に落ち、そこでそれぞれの身体が色がつき発光していることに気づきます。赤、青、緑、黄色、ピンクという日本の5レンジャーと同じ色分けになっています。まさに原点回帰と言えるでしょう。
▲ここでメンバーに体の異変が。あの液体につかったことにより、パワーが覚醒していききます。右端の洗面台が手の力だけで割れています。
▲異変を感じた5人は宇宙船の内部のような場所へ。
▲ここで「導くキャラクター」が登場。マトリックスのモーフィアスのように主人公を導くキャラというのは、こういったSF映画には不可欠です。
▲ここから5人が戦闘訓練を始めます。ここら辺は2017年1月27日に公開されるマーベルのスーパーヒーローものと同じ流れです。
▲ホログラムのような物体と戦って訓練をします。
▲おそらく、メンバー同士による恋愛も絡まっていて、女性ファンの獲得狙いや、人間ドラマも取り入れています。
▲この作品の悪役は女性です。ここら辺も男臭い映画になりすぎないように配慮されています。
▲こちらはピンク。女性らしく胸があるスーツになっています。戦闘シーンでも、しっかりと主人公たちの表情が見えるシーンが定期的に取り入れられていることがわかります。
▲これは敵、おそらくあの女悪役が変身して巨大化した姿だと思われます。こちらも本格的なCGでリアルかつ恐ろしさが出ています。
▲5人がそれぞれ変身し、並んで歩いている様子。この新予告では全員が綺麗に揃ったシーンはありませんでした。本編が見たくなるよう考えて予告が作られています。
▲そしてリーダーのレッドが変身し始めます。日本版の戦隊シリーズでは簡単なCGで描かれていますが、100億円の制作費が投じられていることもあり、緻密でリアルなVFXが作られています。
▲ここでも一瞬だけ5人が明るい場所で集合した映像がありました。全体的に見ると日本版の戦隊シリーズとりもゴツめで、色は黒みがかった作りになっていることがわかります。
▲そしてこれも一瞬でしたが、スーパー戦隊シリーズの大切な要素であるメンバーが乗るメカも登場。4本足で走っている動物をモチーフにしたようなメカです。トランスフォーマーシリーズを想起させます。
▲リーダーであるレッドのスーツが良く見えます。今までの日本版、北米版の子供向けシリーズの衣装とは比べものにならないほどクオリティが高くなっています。
▲そしてメンバー1人1人のメカが合体し、巨大な人型ロボへ。これのコンセプトは日本の原作そのままです。
▲予告でははっきりとは全体のフォルムがわかり辛いですが、こう見るとこれも日本原作であるハリウッド版「トランスフォーマー」の主役機オプティマスプライムに雰囲気が似ています。
▲予告編の最後にはパワーレンジャーの文字。これらも子供向けというよりは、大人向けの渋い雰囲気になっています。
予告動画を見たまとめ
筆者はこの新予告を見るまで「B級映画に毛が生えたくらいのものだろう」と思いあまり興味がなかったのですが、120億もの大金をかけていることや、日本のスーパー戦隊シリーズの原作に忠実、そしてハリウッドならではのリアルで豪華な演出の数々に、映画館に足を運んでみたくなりました。
また、おそらく3Dでも公開されるでしょうから自分が戦隊ヒーローになったような錯覚で鑑賞することが可能となりそうです。
この映画を見る人は、子供の頃に戦隊ヒーローごっこをしていた男子、そして近年「マーベル女子」という単語が出てきているように、SF映画やアクション映画の女性人気が高まってきているので、本当に幅広い層が劇場に足を運ぶでしょう。
ハリウッド版「パワーレンジャー」の日本公開は2017年7月15日。本国アメリカでは2017年3月24日公開ですが、日本では子供たちの夏休み鑑賞を狙っての公開です。