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【超速報】えんとつ町のプペルが無料公開。西野亮廣の想いとは?

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絵本としては23万部という超異例の大ベストセラーとなっている「えんとつ町のプペル」。その人気ぶりはすごく、Amazonのレビューは件超え、評価は平均星個と圧倒的支持を得ています。

 

そしてなんと「えんとつ町のプペル」が無料公開されました。

2017年1月19日(木)9時12分に、西野亮廣公式ブログで本人が突如として「お金の奴隷解放宣言」というタイトルの記事を更新。

 

この記事では西野亮廣さんが今回の無料公開に至った経緯とその想いを明かしています。

「えんとつ町のプペル」無料公開への経緯

今回の無料公開は、西野亮廣によると実はここ数日考えていたことだという。

えんとつ町のプペルは、綺麗に見えるよう特殊なインクを使っていて、それゆえ定価が2000円と、決して安くはない値段設定になっています。

 

毎日、「えんとつ町のプペル」についての絶賛コメントが西野自身に寄せられる一方、とある小学生からこのようなメッセージが届いたと言います。

 

ある小学生からの1つのメッセージ

それは、

 

「2000円は高い、自分で買えない。」

 

というものでした。

 

このメッセージが数日間ずっと西野の頭の中をかけめぐり、なんとかこういう小学生が見れるようにする方法はないのかと考えていたそうです。

 

「えんとつ町のプペル」異例の無料公開へ

そこで西野が生み出した解決策は、なんと書籍のネットでの「無料公開」。

現在、電子書籍のKindleなどでは、セールが定期的に行われ、定価の半額以下で書籍の電子版が読めることも少なくありませんが、0円でしかも現在絶賛大ヒット中の書籍が無料公開されるというのは前例がありません。

 

ですが、そこには西野自身のある想いがあるそうです。

 

西野亮廣の想い

西野は、公式ブログで「お金の奴隷解放宣言をしたい」と書いています。

本来人間を幸せにするために生まれた「お金」というものが、こうして不平等な結果を招いている。

 

「えんとつ町のプペル」の製作者はより多くの人に作品を見て欲しい、そしてこの小学生に代表されるように何らかの理由で絵本が欲しくても買えない人がいる。

 

双方が求めていることなのに、このたった「お金」というもののせいでそれが妨げられている、と。以下本人のブログより抜粋。

 「なんで、人間が幸せになる為に発明した『お金』に、支配され、格差が生まれてんの?」

と思いました。

そして、『お金』にペースを握られていることが当たり前になっていることに猛烈な気持ち悪さを覚えました。

 

「お金が無い人には見せませーん」ってナンダ?

糞ダセー。

 

いや、モノによっては、そういうモノがあってもいいのかもしれません。

しかし、はたして全てのモノが『お金』を介さないといけないのでしょうか?

 

 10万部売れることよりも1億人が知っていることの方が価値がある

続けて西野はこのえんとつ町のプペルという作品が、「10万部売れることよりも1億人が知っていることの方が価値がある」と言います。

続けて、

1億人を楽しませることができたら、その瞬間は1円にもならなくても、後から何とでもなると思っていますし、なんとかします。

それに、「西野君、こないだはありがとね」と夜ご飯ぐらいご馳走してもらえるんじゃねぇかな、と思っています。

今回無料公開に踏み切ったことで、多くの人がこの作品を知ってくれ、結果後からお金もついてくる、ということも話しています。

 

お金なんかそもそも存在しない時代へ

そしてブログでは以下のように締めくくっています。

僕の財産は、『えんとつ町のプペル』という《作品》だと思うのですが、

個人の財産を個人が独り占めするのではなく、分配し、皆の財産にしようと思いました。

皆が豊かになった方が、巡り巡って自分も豊かになるだろう、と。

『ギブ&テイク』ではなく『ギブ&ギブ』。

自分のことだけを考えても、その方が良いだろうと結論しました。

 

お金の奴隷解放宣言です。

 

これから、無料化できるところから無料化していって、『お金』なんて、そもそも存在しなかった時代や、地域で、おこなわれていた『恩で回す』ということをやってみます。

多くの企業が不景気でなんとかして無理矢理にでも売り上げを立てようとする中、日本のウォルトディズニーこと西野亮廣は、新しい時代の価値観を提示。

 

この男、いつもなにをするか目が離せたものではない。

現代日本に突如登場した異端児は、今日も日本に衝撃を与えている。

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「えんとつ町のプペル」無料公開の見方

えんとつ町のプペルは、Spotlightというアメブロを運営するサイバーエージェントが作成・運営しているアプリで見ることができる。

「えんとつ町のプペル」を無料で見るには、このSpotlightというアプリをダウンロードする必要があります。(ダウンロードは無料)

 

筆者も今回初めて読んでみましたが、ストーリーの美しさと絵の美しさに心を奪われました。

子供にもわかるような軽快なリズム感のあるセリフ回しながら、「ゴミ人間」を夢を追って批判される人間にみたて、痛烈な社会風刺的な要素もはらんでいます。

 

このWeb無料公開版を読むことで、逆に書籍が欲しくなるという感覚にもなりました。

やはりWebでは画面が小さい(特にスマホでは)ということもあり、綺麗な色を出すために高級なインクが使われたという書籍版「えんとつ町のプペル」を購入する気持ちが芽生えました。

 

えんとつ町のプペル書籍版

知られていない名作『Dr.インクの星空キネマ』

▼こちらは西野亮廣による2009年発売のモノクロの絵本「Dr.インクの星空キネマ」。大型本の形式を取っていて、こちらも2700円と高額。ですがページ数は144もある大ボリューム。西野亮廣の絵の世界に入り込める一冊となっています。

 

天文台にひとりで暮らすおじいさんや、時代遅れのハシゴ屋、村人から恐れられているバケモノ、世界中のみんなのために「夢の脚本」を書き続ける人など1クセも2クセもある登場人物たちが、【小さな幸せ】を見つけていく感動ファンタジー。

 

あまり知られていないですし、白黒ですがこの絵本も名作です。

西野亮廣初の自己啓発本『魔法のコンパス』

▼こちらは2016年8月12日発売の西野亮廣自身による自己啓発本「魔法のコンパス 道なき道の歩き方」。Amazonでは113件の評価のうち94件が「満点の星5つ」と高評価(2017年1月19日現在)。彼の「考え」「ビジネス感」「生き方」がおなじみの独特の切り口で語られたものとなっています。

 

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