にゅいんたれすと

にゅ(New:新しく)いんたれすと(Interest:面白い)情報を扱うネットメディア

11月21日橋下羽鳥の番組「トランプについて大激論」放送内容まとめ

スポンサーリンク

最新の11月21日橋下羽鳥の番組(夜11時15分〜0時15分)の放送内容のまとめです。

 

今回は「トランプ大統領就任後の日本や世界はどうなるのか?」ということについて大激論が繰り広げられました。

 

冒頭で、11月18日に次期大統領に就任予定のドラルドトランプ氏に会った安倍晋三のコメントが流れました。

二人で本当にゆっくりとじっくりと胸襟を開いて率直な話ができたと思っています

私はトランプは次期大統領として信頼できると、そのように確信しました。(安倍晋三)

 

今回のメインゲストは、

1年前から「トランプ大統領になる」と予言していたジャーナリストの木村太郎氏

ヒラリーの夫であるビルクリントン事務所で働いていたREINA氏

 

そして 

反トランプ派

・デーブスペクター

・REINA

 

トランプ派

・木村太郎

・橋下徹

 

に分かれ熱い議論が繰り広げられました。

 

 

※橋下徹氏のコメントは、彼の名前がついた冠番組であるということ、議論のまとめ役を担っているということ、文章が単調にならないため太字表記にしてあります。

 

橋下徹「まっとう勝負」

橋下徹「まっとう勝負」

 

 

23時15分〜「有権者に満足を与えたかどうかが選挙なんですよ」

橋下徹

「もうアメリカのメディアも有識者もトランプが当選したからお通夜みたいな状況でしたよ。番組冒頭で(予想を外してしまって)すみませんでしたと言ってるような人をクビにしないと。」一同大爆笑

 

「今回の選挙はメディアは大反省しないといけない。そしてインテリたちも。有権者の本音をすくい上げられなかったんです。」

 

デーブ

「クリントンは初歩的なミスがあったんですよ」

 

橋下徹

「僕は政治を8年間やってきて、その政治をしている期間中にどれだけ多くの有権者に満足を与えたかどうかが選挙の結果なんですよね。だから今回の結果はオバマさんが有権者を満足させられなかったってこと。」 

「デーブさんみたいなアメリカ人が多いからアメリカの政治はダメになったと思ってるんです。ポリティカルコレクトネス(政治で使われるもっともらしい正論・綺麗事のこと)を言う人たち。アメリカではトランプ支持と言うと周りから猛攻撃を受けるものすごい息苦しい社会なんですよ。」

 

デーブ

「トランプ支持というと恥ずかしいからみんな言えないんですよ」

 

REINA

「アメリカ人からするとトランプの話を聞いてるとウワってなる」

 

木村太郎

「ヒラリーが演説下手くそなの」

  

杉村太蔵

「マイケルムーアはトランプが勝ち続けると言っていましたよね?」

 

23時30分〜「有権者が不満を吐き出せなくなった社会なんですよ」

橋下徹

「教養がない人が支持したのは違います。有識者やお金持ちも支持していました。」

 

「多様性とか寛容性とかの言葉を出す人に限って、多様性や寛容性がない。ポリティカルコレクトネスを言ってる人たちが、ちょっと自分の正義に反するとすごい怒る」

 

「有権者が不満を吐き出せる社会じゃなくなったんですよ。明日の生活に不満がなく満足してる人は綺麗事を言える。でも明日の生活がやばい人は綺麗事を言ってる場合じゃないんですよ。」

 

「ヒラリーは貧困層の場所に行ってアピールしていて、なんかいやらしさを感じたんですよ。その点トランプは自分の大豪邸のトランプタワーで堂々としている。」

 

杉村太蔵

「選挙になるたびにコロッケを食べる奴は当選したら料亭に行くんですよ。」

  

三浦瑠璃

「黒人差別を嫌う社会運動をしている人たちは民主党=ヒラリーを嫌っているんですね。」

 

橋下徹

「重要なことは、人間をどう捉えるかということ。うちの娘は下品な発言しますよそりゃ。人間ってそういうもんじゃないですか。トランプは女性差別をしてるっていいますけど、現地の女性は「それくらいいじゃない」って人も多かったですよ。」

 

ここから橋下徹が大統領選のアメリカを訪れた映像へ

アメリカ人女性

「女性もああいう風に(トランプ氏のように)話すわ!時代は変わったのよ」

 

「私はトランプ氏に医療面の改革を望んでいます。雇用が増えること」

 

アメリカ人男性

「公平な貿易をしてほしい。彼が言う通り関税を下げれば経済は成長していく」

 

橋下徹

「あのアメリカ人女性みたいに私もトランプのような話し方でやってるわよ!って言う方が僕はしっくりくるんだけどね」

 

「僕はトランプを全部認めるわけじゃない。でも上っ面だけじゃなくて、一見差別主義的に見えるけど、メディアが彼の発言の核心をつくことはなかった。」

 

REINA

「私はアメリカは母国だけどもはや知らない国になってる」

 

三浦瑠璃

「パンドラの箱を開けてしまった。移民政策などを抱えた問題をトランプが代弁した。」

 

橋下徹

「僕はパンドラの箱を開けることが政治家の役割だと思いますよ。不平不満が明るみになった今こそアメリカを立て直すチャンスじゃないですか。中間選挙で変えたらいいじゃないですか。」

 

トランプ氏は

「犯罪者犯罪歴のある人、ギャングメンバーや密売人はアメリカから追い出す」

と公約を実現する考え。

 

日本人のインタビュー

「日本の中で格差が広がっているのが心配」

「移民を採用すると、就職活動している人の窓口が狭くなっちゃう」

 

アメリカ人男性

「正しい手続きをして入ってくる移民は問題ない」

「不法移民に関して問題があると彼はいっていて、それは正しいと思う」

  

橋下徹

「トランプ氏はイスラム橋を排除するとは言ってない。テロに関するイスラム教とを排除すると言っている」

 

木村太郎

「メキシコからアメリカへ、麻薬を運んでいる人が多額のお金を儲けている」

 

橋下徹

「メキシコとの国境は本当にずさんなところがいっぱいあるんですよ」

日本はたまたま海に囲まれているから国境は自然と厳格になっている。だから日本人は国境の問題がわかりにくい。アメリカの国境を厳格にすることの何がいけないんですか?」

 

木村太郎

「実際アメリカのメキシコ国境のフェンスがあるところに行ったら1.6kmのところでフェンスがなくなっていた。そしたらこれは写真撮影用のフェンスと説明されたんですよ。こんなのは意味ないですよ。」

 

なぜ、橋下徹の言葉は人の心をつかむのか?

なぜ、橋下徹の言葉は人の心をつかむのか?

 

 

23時45分〜日本の基地問題はどうなる?

トランプ氏は「日本も核を持った方がいい」と選挙期間中言っていたという話題に。

 

だがツイッターで

「日本に核兵器を持つことを認めたなんて言ってない。」

とトランプは自身の過去の発言を認めていない。

 

安倍総理大臣は

「日米間で適切な分担が図られるべきだ。」

と話しており、日米間の軍事問題について慎重な考えを示している。

 

ここで日本人のインタビューへ

日本人男性(中年)

「在日米軍のために税金が上がるのはちょっと厳しい」

日本人女性

「今の予算の範囲内で軍事関連をやってくれるならいい」

 

日本人男性(若者)

「徴兵の可能性がでるのは問題」

 

これから日本は核の問題をどうするのかを真剣に考えなければいけない。

 

 

アメリカ国民は日本米軍についてどう思っているのか?

 

アメリカ人女性

「日本がアメリカに頼りっぱなしにのはよくない。今の日本は戦争になってもアメリカを助けることはできないのだから、今後は日本とパートナーであるべきだわ」

 

「日本は裕福で頭が良い、だから同等のパートナーであるべきだわ。そもそも軍隊と自衛隊の違いは何ですか?」

  

橋下徹

「自衛隊と軍隊はどう違うんだ?っていうのが国際的な疑問なんですよね。」

 

アメリカ人男性

「日本の自衛隊はもう少し柔軟な方がいい」

 

橋下徹

「世界各国の兵士が戦っている時に日本は参加しないそれについてはどう思います?」

 

アメリカ人男性

「一緒に戦うべき。国連軍に入ることは日本の権利であり責任だ。自衛隊が国連軍に入ってくるのを歓迎しますよ。」

 

木村太郎

「トランプっていうのはね。相当世界を広くとらえている。トランプ氏はアメリカファーストを掲げることによってアメリカが世界平和を守るという立場から降りたいんですよ。」

 

三浦瑠璃

「世界の警察官から降りることをトランプ氏はこれから実行するのかもしれない」

 

橋下徹

「アメリカ・ロシア・中国 の3大国で世界をコントロールしていこう。世界紛争はなくしていこうという流れがくるのではないか?」

 

木村太郎

「安倍総理はロシアと新しい安全保障を築こうとしていて、アメリカとの関係が薄くなった時の保険をかけているのではないかと思うんですよ。」

  

橋下徹

「トランプはもう世界に向けて戦争をしない、とアメリカ国民はわかってるんですよ。」

 

最後に思わずYESと言わせる最強の交渉術―かけひきで絶対負けない実戦テクニック72

最後に思わずYESと言わせる最強の交渉術―かけひきで絶対負けない実戦テクニック72

 

 

24時00分〜「北朝鮮は天才か頭がおかしいかどっちか」

木村太郎

「実際日本のためにアメリカの青年が血を流しますか?」

 

三浦瑠璃 

「アメリカの国民が今まで意識していなかった日米同盟についてのパンドラの箱がついに開いてしまった。これから防衛費は5兆円から7兆円くらいに増えるんですよ。」

 

木村太郎

「フィリピンのドゥテルテ大統領は、金もくらないのに説教ばかりするアメリカは嫌だと言っている。」

 

橋下徹

「増税しなくても、防衛費は増やせるが、果たして防衛費を増やしたくらいで中国やロシアに対抗できるのか?ってことなんですよ。」

 

デーブスペクター

「私はアメリカ国民として日本を見ていて、憲法9条は素晴らしいと思ってますよ。」

 

橋下徹

「全部アメリカの若い兵士で日本を守るって無理じゃないですか?自国は自国で守るっていうのは当たり前ですよ。トランプは今までビジネスをやってきた。実際政治家よりビジネスの交渉の方がはるかに難しい。だから期待できる。」

 

「そして日本がアメリカと防衛について交渉する場合、日本は在日米軍費を全額負担するってアメリカに行った方が日本は交渉権を握れるんですよ。」

 

橋下徹

「交渉に大事なのは、一回相手型の条件を全てのんでしまうんですよ。のむ代わりに、こっちの条件を言うんですよ。そしてこっちがアメリカに金を出す代わりに沖縄の基地の場所を動かしてくれよ。と言う風にそこから交渉の余地が生まれるんです。」

 

実際アメリカは日本がミサイルで狙われた時迎撃してくれるんですか?

 

橋下徹

「それはしっかり話し合わないといけないんですよ。実際やるかどうかは置いておいて、いざとなったらアメリカが日本を守りますよ。ということを匂わせることが大事。」

 

トランプ氏は北朝鮮のことはどう思ってるんですか?

 

木村・三浦

「喜んでますよ。」

 

REINA

「オバマ氏は北朝鮮問題が嫌いなんです。ほったらかし。これからトランプ大統領が北朝鮮問題に介入していくんじゃないか?」

 

杉村太蔵

「トランプが北朝鮮に訪朝することはありえるんですか?」

 

三浦瑠璃

「ありえますよ。トランプ氏はみんながこうだろうなと思うことを超えてくる人間なんです。」

 

橋下徹

「トランプは『北朝鮮が頭がおかしいか天才かどっちかだ』と言っています。(一同爆笑)核を持つことがどれくらい大事か北朝鮮はわかってる。」

 

「ちゃんと負担をしてくれる同盟国は守ると言っているから、これからのトランプ氏の外交は、オバマ大統領のような弱腰の外交にはならないと思いますよ。」

 

感想

今回は徹底してトランプ次期大統領について絡んだ討論がされていました。やはり日本でもトランプ派と反トランプ派がいて、どっちも一歩も譲らない議論が展開されていて、三浦さんが言った「この今の(番組での)トランプ議論で真っ二つに分断された様子がそのままアメリカの縮図なんですよ。」

の言葉が非常に印象的でした。

 

アメリカというのは日本人が思う以上に国が真っ二つに割れてしまっているようです。

 

トランプ大統領誕生は2017年1月20日と、あとちょうど2ヶ月。おそらくこれからも橋下羽鳥の番組では定期的にトランプ氏を取り上げてくれると思います。

 

今後の橋下羽鳥の番組「要チェック」ということで毎週月曜23時15分〜(テレビ朝日)にかかさず見ていきたいと思います。