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「廣村正彰」プロフェッショナルなデザインと経歴まとめ


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すみす♪です。

 

11月7日(月)にNHKプロフェッショナル仕事の流儀でグラフィックデザイナーの廣村正彰 (ひろむらまさあき)さんが特集されました。

 

彼のデザインは、多くの人から「目的地を示すだけでなく、心や気分までもいざなわれる」と言われています。

良く街で見る「サイン」をデザインしているのが廣村正彰さんなのです。

 

番組ではそんな彼のデザインが生まれる過程や、プロとしての信念などが特集されていました。

 

僕自身もデザインが好きなこともあり、今回の廣村正彰さんのデザインや仕事ぶりもとても面白く、感動したので彼の今までのデザインと経歴について簡単にまとめました。

 

 

経歴

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廣村 正彰(ひろむら まさあき、1954 - )は日本のグラフィックデザイナー。(62歳)

愛知県生まれ。田中一光デザイン室を経て、1988年に廣村デザイン事務所を設立。日本デザイナー協会新人賞、2009年 毎日デザイン賞受賞など受賞多数。サインデザインを数多く手がける。東京工芸大学芸術学部教授。特種東海ホールディングス 顧問。

 

 

ビルの宣伝のデザインから中学校のサイン表示のデザインまで、枠が全くなく、様々なところでデザインをされていることがわかります。 

 

そもそもグラフィックデザインとは?

デザインといえども洋服をデザインしたり、建築をデザインしたりと、いろいろな種類があります。そもそも、グラフィックデザインとは何なのでしょうか?

グラフィックデザインとは、主に平面にデザインされる文字や画像、配色などを使用し、情報やメッセージを伝達する手段として制作されたデザインのこと。

ポスター雑誌・広告・新聞広告、映画コンサート演劇展覧会等のチラシ、商品のパッケージデザインロゴタイプ(ロゴマーク)など、多岐にわたる。

近年では、コンピュータ上で表示されるデザインもグラフィックデザインと呼ばれる。

メディアの多様化により、デザインの中で特に「平面的な媒体表現」を超えた、広義なとらえ方に変化してきている。情報伝達と美術の融合として、展覧会なども行われる。

コンピューターの普及によって、最近爆発的にグラフィックデザイナーの人口が増えたそうです。いつも何気なく見ているスマホの画面のあのデザインも、どこかのグラフィックデザイナーが考えたものだということですね。

 

廣村正彰さんのグラフィックデザイン

廣村正彰さんのグラフィックデザインは日本の至る所で見られますが、ここで特徴的なデザインを紹介します。

まずはこれ▼

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▲これは横須賀美術館の案内図です。なんだかポップで楽しい感じがしますよね。

廣村さんのデザインは直感的でわかりやすく、かつおしゃれななのが特徴です。

 

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▲これも特徴的なデザインで面白いので紹介します▲

これはスープ日記という作品。食べ物の漢字の一部分がその食べ物の形になっています。それなのに、全てなんの漢字かわかってしまう凄さがあります。

 

「面白く」て「おしゃれ」で「わかりやすい」この3つが揃っているのが廣村さんのグラフィックデザインです。

 

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▲これは紙袋のデザイン。赤一色で統一感とおしゃれ感を出しながら、絵は超ゆるキャラwこのミスマッチ具合が面白いです。そしてここにも廣村さんのゆるいけれども洗練されたデザイン感覚が光っています。

 

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▲これはどこのデザインなのか詳細がわからなかったのですが、おそらくどこかの倉庫かオフィスをデザインしたものだと思います。

「1」「2」とそれぞれのエリアごとに数字がふってあります。その数字のデザインがただ数字を書くだけじゃなく、独特な横線を何個もいれることにより、面白さとオシャレさを感じるデザインになっています。

 

こういうところで仕事をしたら、ふとした瞬間に楽しさを感じれていいですよね。

 

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▲これも先ほどの横須賀美術館の案内表示。シンプルで直感的でわかりやすい。それなのにどこかオシャレで面白さを感じる。

おそらく、このシンプルなデザインが完成するまでに、相当時間をかけて考え、多くの案を消しながら最後にこのデザインが残ったのだと思います。

 

そういった時間と労力をかけたエネルギーが廣村さんのデザインには宿っているように感じます。

 

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これは廣村さんがデザインしたオフィスの面会ブース。良く見るデザインのようだけど、どこかインパクトがあって、オシャレさや楽しさを感じますよね。

 

 

11月7日(月)放送:プロフェッショナル仕事の流儀

そんな数々のデザインを手がけてきた廣村正彰さんですが、11月7日放送のNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」に出演されました。

 

今回のプロフェッショナルも素晴らしい番組になっていました。

そこで印象的に残っている彼の言葉や仕事に取り組む姿勢を箇条書きでまとめました。

(現在この部分は番組終了直後のため加筆修正中です。これから1時間ほどかけて綺麗にまとめていく予定ですが、いち早く番組について知りたい方がいましたら以下メモ書きですがどうぞ^^だいぶできてきました▼)

 

オープニング〜

最初は彼のサインデザインについての紹介がありました。彼の手がけるサインデザインとは、簡単に言うと「それを見た全ての人がたどり着ける目印」のこと。

 

廣村さんのデザインは、わかりやすさはもちろん、そこにいつも必ず「面白さ」があります。そして、どこか愛情深い味わいがある。

ただのサインデザインに革命を起こした人物です。

 

番組では

「彼のデザインは異彩で、新しい体験を作り、人の心も動かす」

といつもの渋い男の人の声で紹介されていました。笑

 

また、廣村正彰さんは基本的に30のプロジェクトを同時進行していくそうです。考えられないほどの量です。

しかもそれを社員20名ほどの会社でやっていく、1人1人の社員の能力の高さを感じました。

  

オープニングで言っていた

「私の流儀、それがないんですよ」

 という一言が印象的でした。見た感じ結構厳しそうな人かと思いましたが、とても穏やかな印象の方でした。

 

仕事風景 

ここからオープニングが終わって仕事風景に移ります。

廣村さんのオフィスはなんと自宅から徒歩30秒ほどの近くにありました。朝起きてホットケーキを作っているところが印象的でしたね。

 

そんな中、彼に2年をついやすビッグプロジェクトの話がきます。

今度新しく建てられる学校の部屋数70個全てのサインを手がけます。このプロジェクトの大きさに僕は驚きました。

学校のデザインは近代的で基本的に全面ガラス張り。

 

廣村さんに依頼されたのは、「そんなガラスに子供達が誤って衝突するのを防止するためのサインを手がける」というもの。

 

基本的には、機能性を重視したデザインを求められていましたが、廣村さんはそこに1手間を加えます。 

ガラスに大きな数字を振っていくのですが、そのガラス同士が重なる時に、面白い模様が誕生するような仕掛けを入れたのです。

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▲教室には番号が大きく描かれた

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▲そしてこの微妙に違う模様の番号同士が重なることにより、独特の面白いデザインが生まれる

 

サインに込めた想い

そこで廣村さんのサインに込めたい想いが話されます。

 

「サイン=愛着のデザイン」

 

廣村さんは「面白いなって小さいものが重なっていったときに、愛着が湧いてくるんじゃないかなと。」と言っていました。

これは彼が大切にしている流儀の1つです。流儀はないと本人は言っていましたが、NHKはちゃんと取材して彼の流儀を掘り下げています。笑

 

廣村さんの仕事への姿勢について

彼の仕事ぶりを見ていると

ただのサインにしない、普通のサインと依頼されても、面白くしていく、依頼された範疇を自ら超えていく

こんな特徴がありました。 

 

スイスの巨大プロジェクト

先ほどの学校のプロジェクト以外にも、スイスのホテルや空港が一体となった巨大ショッピングモールの行き先表示のサインデザインの依頼をされていて、依頼主は「ただわかりやすく標識のようなものを作ってくれればいい」というものでしたが、廣村さんは自ら進んでそのただの標識に1ひねり加えて面白さと遊びココロを取り入れます。

 

しかし、スイスの依頼主と会談をした時に、「もうこのデザインは決定しているから廣村さんのデザインにすることはできない」と断られてしまします。

 

僕はここを見ていて「あぁ、残念だったなぁ、せっかく廣村さん頑張ったのに、、、」と思っていましたが、その後スイスの方から廣村さんに今後も是非一緒に仕事をして欲しいという依頼がきます。

 

「その場では徒労に終わっても、努力が認められて仕事ってこんな風に繋がっていくんだな。」と軽く感動しました。

 

廣村正彰さんの流儀

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ここで廣村さんの仕事の流儀が再び紹介されます。

「どんな仕事も意味がある、無駄なことはない」

「無駄な行動や考えることはない」

「寄り道しちゃった、無駄な時間を使っちゃった、でも何か意味がある、だから、やる」

 

ここでとある体育館のサインデザインを手がけているシーンに変わります。

ここでも廣村さんはただどこが何って誘導するのではなく、スポーツ施設のサインなので、ただの廊下の床のサインでも運動できるようなサインにしていく

 

廣村さんはここで

「本当にこのサインで運動してくれなくても、なんか楽しいじゃん」 

とまるで無邪気な子どものように笑顔で言っていました。

このデザインを楽しむ姿勢こそが彼のモチベーションの源なのだと感じました。

 

過去の苦悩へ

ここで番組が後半にさしかかり、廣村さんの過去の苦悩について明かされます。

彼は21歳の時に「デザイナーってかっこいい」という単純な理由から昭和を代表するデザイナー、田中一光さんへ師事します。

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田中一光さんというと知らない方が多いかもしれませんが、あのもはや日本人で知らない人はいないであろうこんなロゴやあんなロゴを生み出した人物なのです。▼

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師匠の田中さんと弟子であった廣村さんのこんなやりとりが紹介されていました。

田中さん「きみ、凡人だろ?」

廣村さん「はい」

田中さん「そしたら全ての仕事を3倍にやれ、そしたら君もデザインで食っていける」

 廣村さんはこの師匠の言葉のいう通り、彼の元でデザインに没頭します。

そして、とあるデザインで賞を取り、田中さんの子会社を丸々任されるまでになるのです。

 

破門へ

そんな絶好調の当時の廣村さん。あまりの仕事の多さに、田中さんに確認を取る時間はないと判断し、独断で田中さんの仕事をしてしまいます。

 

そしてそれが田中さんにバレてしまい、なんと即破門、子会社からも引き離されます。

一人でなんとか食いつないでいくしかなくなった廣村さん、そんな廣村さんは、 

「そのデザインは唯一無二か?」

 と自問自答をしながら生活をする日々。

ですが、スランプに陥り、自分がどんなデザインにしたいのかもわからなくなってしまいます。

 

そこで、師匠であった田中一光さんがいつも言っていた言葉を思い出します。

「生活の全てがデザインだ。」

 

師匠田中一光との奇跡的な再開

10年の時が過ぎ、廣村さんは40歳を超えていました。その頃、廣村さんは冒頭で紹介したような独特のサインデザインを手がけるようになっていました。

 

そんなある日、ひょんなことから破門された元師匠の田中一光さんと再開します。

 

「今何をやっているんだ?」

 

と聞かれた廣村さんは、自分が最近得意としているあのサインデザインの資料を田中さんに見せます。そこで田中さんが一言

「君、これ本にまとめたらどう?」

この田中さんの言葉に、今まで一度も褒められたことのなかった廣村さんは嬉しくて舞い上がったそうです。

そして廣村さんは今までのサインデザインを早速1冊の本にまとめます。

 

▲これが廣村さんが田中一光さんに言われて作ったサインデザインをまとめた本「空間のグラフィズム」ちなみにこの時は廣村さんの名前は簡単な漢字の「広村」表記になっています。

 

しかし、デザイン本が完成する3ヶ月前、田中一光さんは急性心不全で亡くなってしまいます。

ここで廣村さんのインタビュー画面に変わります。

「(田中さんが)生きてたら見せたい」「なんて言ってもらえるんだろう?そういう気持ちです」と。

 

▼廣村さんの師匠でグラフィックデザインの巨匠、田中一光さんの関連書籍

 

 

番組のクライマックスへ 

ここから番組はクライマックス。難しい依頼が廣村さんの元へと飛び込んできます。

なんとお寺のサインデザインを手がけることになるのです。

 

依頼主は40歳のお寺の住職400年続くお寺を存続されるため、「新しいお寺」を作りたいと思っている。

その「新しいお寺」の一環として、手紙処というものを設置したいという。

 

手紙処では、亡くなった人に向かって手紙を書く。

すると、自分と自然と向き合うことになり、それが仏教と通じるものがあるのでは?と住職が考えたオリジナルアイデア。

 

お寺に訪れた人をこの手紙処へと誘導し、実際に手紙を書いてもらえるようにするサインデザインを廣村正彰さんに依頼してきたのです。

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▲お寺の存続を憂う住職

 

廣村さんのアイデア 

ここに来たら手紙が書きたくなる

手紙を書くことはハードルが高いので、過去の歴史に残っている人物の手紙を通りに立てることにした。→しかし何かがしっかり来ない

 

句というのは情緒的だけど、心には来ない

ではより身近に感じる手紙を入れたらどうか?

プレゼンは好評だった、でも著名人の手紙だけで本当に一般人が手紙を書きたいと思ってもらえるのか?

 

寺の40歳の住職の父からの手紙を載せることに→道しるべの一つにする。

住職自身が父から手紙を受け取って住職になることを決断したから、手紙処をつくる

昔お寺の師匠からもらった厳しい手紙があり、本人

 

男らしく正々堂々と生きて欲しいなと思います。

読み返すと愛情に溢れている手紙だった→これをサインとして仕上げる

 

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▲この霊園の参道に手紙処への誘導するサインを置く

 

プロフェッショナルとは

新しい体験を作れる人、

面白さだとか、その、人々の思い出の中にちゃんとでてくるようなデザインができる人がプロフェッショナルなんじゃないかな。 

 

最後は、廣村さんが会社の部下からふりかけをもらってみんなで食卓を囲んで終了です。面白く、楽しく、魂を感じるような放送回でした。

 

廣村正彰さんの書籍

そんな廣村正彰さんは書籍も多数出版しています。基本的な書籍は4冊なのですが、そのどのデザインも白黒で表現されていて、ミニマムな印象を受けます。さすがデザイナーの本、本もオシャレでインテリアとしても使えそうです。

 

▲まずはこの本「デザインからデザインまで」廣村正彰さんのデザインを読み解く12のキーワードと共に、ビルの宣伝から中学校の案内図まで領域を広げて拡張を続ける彼のデザインを感じることができる本です。

彼の代表作から最新のプロジェクトまで、廣村さん自身の書き下ろしによってわかりやすく解説されている本です。

2015年12月4日出版ということでかなり最近出版されたばかりの本です。

 

 

▲次はこの本「デザインのできること。デザインのすべきこと。」デザインが今の世界で果たす役割について書かれていて、近年のデザインの広がりを、実際のプロセスにそって分かりやすく解説した本です。

デザインの無限の可能性と広がりを示唆。内向きを外向きに、二次元を一次元に、物象を抽象に、聴覚を視覚に、など、この世界の様々な次元を縦横無尽にかけまわる廣村さんのデザインについて触れることができます。(2007年6月21日出版)

 

 

▲次はこの本「字本―A Book of Letters and Characters」タイトルからすでにデザインセンスの高さを感じれる一冊。この本は廣村さんのデザインの中でも「字」のデザインに的を絞ったもの。

「字で曖昧がカタチになる。理想の形とは、脳のイメージ。字は消えて、意味だけが残る。字は眼だけではなく、耳で読む。」

など、常識からは外れた独特の解説が光ります。(2009年11月24日出版)

 

 

▲最後はこの本「廣村正彰 ggg Books 81」これは廣村さんの作品集です。「活字を読むよりも、彼のデザインを直感的に感じたい」と思う方にオススメ。

丸善・丸の内本店の案内表示計画や、さきほど紹介した横須賀美術館の案内表示などに携わった彼の作品集です。

こういった作品集というのは、4000円は最低でもしてしまうものですが、この本はAmazonで新品¥1258とかなり安く購入できます。

彼の世界が少しでも好きになった方はオススメな書籍です。

 

まとめ

僕も番組を見て、この記事を書いていたら彼の作品の持つ独特な魅力にすっかりファンになってしまいました。

あとは、「このロゴおしゃれだな〜」とか「面白いな〜」と感じたものって必ず誰かが影で時間をかけてデザインしているのですよね。

 

改めてそのことを感じるようになりました。

これからも多くのデザイナーさんたちに活躍してもらって、日本のあらゆる場所を面白く、オシャレにしていって欲しいな〜なんて思っています。

 

 

デザイナーのプロフェッショナルシリーズ第一弾の記事はこちら▼

hikiyosesmith.hatenablog.com

 

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